情報誌「能登が好きVol.1 Vol.2」編集部・能登の手

能登の暮らしと文化を見つめる 2003

   過去日記
  7月28日(月)  「能登が好き」テレビデビュー?

テレビ金沢「じゃんけんサタデー」で「能登が好き」が紹介されることになり、コーディネーターと打ち合わせ。放送は8月16日(土)夕方5時〜1時間。

メンバー集合!なのだけど・・・お盆の16日・・・はたしてメンバーが集まるか心配だ(^^;

  7月27日(日)  ローケツ草木染めで篆書(てんしょ)

8月に七尾市で行なう「草木染展」の打ち合わせに行ってきた。

ローで篆書(てんしょ)を書き、藍染めやゴバイシ(ヌルデの木に付く虫こぶ)で染めたタペストリー等を15点ほど展示する。

タイトルは左が「左」、右が「右」・・・そのまんまだぁ〜(^^;

身体から伸びた手が文字というより絵に近く、こうした抽象画のような感じの文字が楽しい。我が家で育てた藍の生葉で染めた作品も出品。8月1日から30(31日は入れ替えのため展示はありません)日まで七尾市『しら井』さんにお世話になります。

右と左の組み合わせを迷ってしまった・・・。

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  7月26日(土)  こんなキャンプは、どうですか?

夏休み恒例の親子キャンプ。・・・7月に入って朝から青空を見たのは初めてのような気がする。そんな中、ほとんどの児童が集まってきた・・・30人ほどだが・・・(^^;)よく見ると、子供より親が多い。

肉以外の野菜やサザエは各家庭からの持ち寄り。焼いたサザエを割り箸で突き刺して出し、ハラワタまで美味しくいただく。アワビの刺身を肝入り醤油で食べる!

 

だっ、誰だ!アワビを焼いたのは!

そして

校庭でキャンプファイアー。

しかし、この時期に火が恋しい夜なんて・・・。

ただし、このキャンプ、泊まるのは学校内の和室などだから、キャンプとは言えないような気もするが、最近はトイレ、バス、エアコン付きのログハウスやバンガローもある。土の上に寝るキャンプは人気がないらしい。

・・・うむむ(−−;)

能登の夏の夜には火祭りが似合うし

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夏休みは、子供たちも大人たちも忙しい・・・。

 

  7月25日(金)  方言日記「おってかいねぇ〜」その2

トゥルルル〜(電話にて)

「あ、あんた、おってなが」
「ありゃ、あんさま、久しぶりやがいね」
「あのぉ〜、俺、さきなた店行ったぎけど誰もおらんかったがね」
「おやぁ〜、来てくれたったがけ、かんにんねぇ」
「なんも、いいぎけど、レジにカギ付けたままやったぞね、物騒な」
「おいね、ちょっと隣のゴロベドンに行っとったぎわね」
「さっき自販機でタバコこ(買)うたぎけど、270円やったぞいね」
「おーいね、こないだから値上がりしたぎ」
「なんも、俺の吸うとるが280円なぎ」
「ありゃ〜、ほんながかね」
「3つこうたし、30円借りとくぞね」
「おや〜気の毒な、わざわざ言うてくれたがけ、ほんながイイワイね」
「あんた、早いとこ直さっしね」
「ええありがとね」
「ほんならね〜」
「えぇ、えぇ、またこんだ、ゆっくり寄ってってくだっし」

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・・・方言日記は変換が難しい・・・こちらに「その1」

 

  7月24日(木)  悪質な盗用を公表する!

21日のHP「盗作」に対しての幾つかの感想。「懲らしめの為に公表したら良い」「見てみたい」というのから・・・「ほんと?あんた嘘書いてない?」と私を疑うものもある・・・おいおい(^^;

「これ以上悪質な盗用を続けると、貴方のサイトを公表します」とメールを送付してから10日間が過ぎて、やっぱり謝罪の一言も無い。謝罪する人間ならば盗作はしないわね。

私も謝罪メールがあれば善人ぶったまま終わろうと思ったのだけど、やはり悪意を持った盗用だったと判断し、ここは一つ大人気無い態度をもって(^^)発表しよう。

赤線の部分がウチの生葉染めページがらの盗用。他の写真も別のサイトからの盗用だった。この関係者は草木染めの営業を行なっているようだ。やっぱり悪質だと判断(^^

うむむ・・・この画像ではアドレスが読み取れない・・・。

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  7月23日(水)  妻が拒否するんですよ!

夏は草木染め講習会のシーズンだ。

「藍の生葉染め」「絞りの重ね染め」、小学校や色々な団体等など、妻の草木染め講習会がけっこう多くある。ネットのHP上から県外の方の予約もあって妻は忙しい。

      

手伝ってあげたいのだけど私のスケジュールも遅れている・・・いや、本心から手伝いたいと思ってるんだけど・・・ 。

この喜びを教えたのは私なんだけなぁ・・・

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  7月22日(火)  とても偏った内容


「能登が好き」という公共性を持ったタイトルでありながら、この日記はとても個人的で偏った内容になっている(^^;

「能登が好き」という情報誌もようやく3号に向けて動き出した。編集・執筆に参加している人は、能登に暮らしている人や関わりを持った人で、とても「能登が好き」な人たちばかりだ。

参加者それぞれが自分自身の日常の活動や、こだわりや興味を持ったことを学んで記事にする本だから、かなり偏った内容になった1号、2号だったといえる。

    
第1号                第2号 

1号の「能登の魚醤、いしる・いしり」「能登の山」「能登の方言」「段駄羅」2号の「能登のお雑煮」「能登に生きる」「内海文化圏」「丸ポストin能登」etc・・・。

それらは全て、能登にいる一人一人の暮らしの中にあるものだ。他の土地と同じようでありながら実は違っているのが面白い。この土地に息づいている文化の偏りを明らかにする面白さがあるから、調べようとする気持ちが高まるのだと思う。

この土地の文化は誰のものでもない。この土地に暮らしている人、みんなのものだ。この土地に暮らしている人が作り出すものだから、この土地に暮らしている人が明らかにするしかない。

とても評判の良い本です!・・・でも、一般受けしないみたい?(^^;

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  7月21日(月)  どんな大人なんだ?


このところ体調も芳しくなく、気分も優れなかった。ホームページも閲覧はするけれど自身のサイトの更新をする気にもならなかった日々。

そんな私が、また日記を書く気になった。

この季節、私の本業の染色サイトには草木染めの質問メールが頻繁に来る。というのも、『藍の生葉染め』という染め方があり、一般的な染色の本では「木綿には濃く染まらない」と書いてあるけれど、私のサイトでは非常に濃く染める方法を載せてあるから。

数年間の実験を繰り返すうちに濃く染める方法と理由がわかったのだけど、葉の生い茂る7月から9月に行うので、この時期に質問メールが多く来るというわけ。

2000年9月からサイトにアップして、住所氏名を明記してある質問メールにはマニュアルを送っていた。そのうち、色々な教室やテキストで同じ方法が書かれ出して・・・だけど、それは他の人もできる筈だから、まあ、よいかぁ・・・と。

けれど先日、草木染めの生徒さんから「写真と文章が盗作されてます」と連絡が入った。そのサイトへ行ってみると写真、文章とも、見事に「そのまま」使ってある・・・しかも、教えてお金を得たり販売をしている教室の関係者だった。

余りの酷さに「これ以上悪質な盗用を続けると、貴方のサイトを公表します」とメールを送付・・・翌日、そのページは削除されていた。

ここで普通ならば、謝罪のメールを出すのではないのか?それがマトモな大人の一般常識ではないのか?・・・甘い!(オイオイ、あんた、幾つだよ?という声が聞こえそうだが)・・・現実は、1週間が過ぎた今も全く音沙汰は無い。

ネットのマナーの悪さは何度も経験しているし、ある種の犯罪の温床にもなる代物だとは認識している。けれど、言うまでも無く、ネットそのものが悪いのではなく、使っている大人が悪すぎる。・・・決して私も清廉潔白な人間ではないけれど(ーー;)・・・エエかげんにせいよ〜。

ふっふっふっ・・・この画像、見たいですか?(^^;

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  7月20日(日)  遠くで花火の音がする

町のイベント祭りで子供たちの相撲大会があった。我が家の息子は身長も低く体重も軽い。どう見ても1学年下の体型だ。

最近の小学校は、嫌だという子に参加を強制しない。昨年は個人戦1回戦で敗退。ま、当然ともいえる結果だった。なのに、彼は相撲大会に毎年出る。

応援に行った妻からメールが入った。結果は個人戦で準優勝であった・・・へっ???予選1回戦を不戦勝。準決勝は団体戦で対戦し簡単に負けた160cm60kgの子だ。

指導者が「当たって変われ!」という作戦を出した。素直に従った息子は作戦どおりに勝った(^^)その勢いで決勝も当たって変わった・・・が、これは勝つわけが無い・・・けれど、それでも2位。

イベントの夜、遠くで花火の音がする。やせっぽっち息子を祝福するかのような音を聞きながら、準優勝の盾とメダルと副賞のタオルセットを誇らしげに見せる息子であった。

そして、その細い腕に余りある隙間をもってグルグル回転する腕時計。

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  7月19日(土)  祭囃子が聞こえてくる夜

能登に生まれて、能登に育った。

大人になって何年か能登を離れたけれど、この土地で育った私には、身体の中に祭囃子が染み込んでいるようだ。

7月7日、能都町宇出津の「あばれ祭り」(写真)今年も能登のきりこ祭りが始まった。その地域毎の暮らしの中に根付いた祈りを込めた祭りは、9月の末まで、ほぼ毎日のようにして能登各地で行われる。祭りの規模の大小はあるけれど、人々の心に宿る祈りの大きさは同じだ。

幼い頃に身についた鐘(しゃぎり)や笛、太鼓の音は、「きりこ」の映像とともに能登に生まれ育った者の原風景として焼きついているのだろうか。お盆や正月に帰省しなくても「きりこ祭り」にだけ帰ってくる人もいるという。

故郷とはそうしたものかも知れない。そういう私も一旦都会に出て帰ってきた一人だ。そして、いつしか20年の歳月が流れた。

もっとも、この「宇出津のあばれ祭り」、私は親戚や友人の家で1年ぶりに再会した知人と鯨の皮(さらしくじら)を食べながら酒を酌み交わし、「座敷祭り」を楽しんでいただけなのだけれど・・・(^^;

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写真:きりこ祭りは能都町・望月政男・能登の手


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